GOD'S LITTLE ACRE 神の小さな土地

アースキン・コールドウェルの「神の小さな土地」をアンソニー・マン監督が映像化。金銭欲と色欲と暴力が交差し、グロテスクに映し出される映像がとても強烈な印象を与える作品。

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アメリカベストセラー史上に残る傑作、アースキン・コールドウェルの「神の小さな土地」は、その風俗描写が話題を呼び、刊行以来約1000万部を売った。この、南部のギラつく陽光の下で展開するスキャンダラスな物語を「ウィンチェスター銃73」のアンソニー・マンが監督。脚色を「無頼の群」のフィリップ・ヨーダン、音楽エルマー・バーンスタイン。出演は名優ロバート・ライアン。ジョージア州の富農タイ・タイは、その土地のどこかに埋蔵金があるという妄執に捕らわれ、この15年間、息子たちと発掘を行ってきた。その次男の妻グリセルダは、男を狂わすようなものすごい美貌であったが、ある日、彼女の初恋の男が失職し、村に妻を連れて帰ってきた。このことで起きたさざなみが、やがて大きな事件に発展していく・・・。

2006.8.26発売

  • 監督:アンソニー・マン
  • 出演:ロバート・ライアン、アルド・レイ、バディ・ハケット、ジャック・ロード

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『神の小さな土地』を紀伊國屋Forest plusで購入

Anonymous

アンソニー・マンは、1950年代の最も重要な映画作家の一人です。日本では西部劇のみが注目されがちですが(『シャロンの屠殺者』が『シャロン砦』の題名で国内DVD化されましたが、これも必見)、むしろ北米でついにDVD化されたフィルム・ノワールの『Side Street』(50)や、列車サスペンス『The Tall Target』(51)、女性の一人も登場しないコンバット映画『最前線』(57)、そして、このコールドウェルの大ベストセラーの映画化『神の小さな土地』(58)あたりを観てほしいのです。
 『神の小さな土地』は、1958年8月13日に米国公開ですから、来年で公開50年目となります。しかし、いまだに十分評価されているとはいえません。ジャンルは異なるものの、主要スタッフ・キャストは『最前線』と同じで、『最前線』と併せて観ることで、このチームのすばらしさが改めてわかるでしょう。
 見どころは、やはり「空間造形=演出」でしょうか。この頁のキャプチャー画像を観るだけでも想像できるように、高低差や奥行きを活かした人物配置は見事です。
 『神の小さな土地』の日本での劇場公開題は『真昼の欲情』でしたが、「欲情」もさることながら、ここでは、「金銭欲」や「自尊心」といった欲望の露骨なせめぎあいが描かれます。
 ブロンドのグラマー女優ティナ・ルイーズ(1934年生)の若い頃の美貌が観られるのも貴重です。これがハリウッド・デビュー。1957年のアルバム『It's Time for Tina』もヴォーカル・ファンのあいだでは有名です。
http://www.kapelle.jp/classic/weekend/tina_louise.html

Anonymous

 スペインの再発専門レーベルLPTIMESからTINA LOUISEの『IT'S TIME FOR TINA』のCDが発売されています。
 「石原裕次郎も愛聴したボーカル作品で有名なティナ・ルイスの超人気盤が高音質紙ジャケ仕様で復刻!1934年ニューヨーク生まれ。1958年にアースキン・コールドウェルの小説「神の小さな土地」を映画化した「真昼の欲情」(監督アンソニー・マン)で銀幕デビュー、グラマーな魅力で注目を集めたティナ・ルイスがその前年の1957年、高名なジャズ評論家ジョージ・T・サイモンのプロデュースでニューヨークで録音したジャズ・ボーカルの傑作です。編曲はジム・ティメンズが担当、演奏はバディ・ウィードのオーケストラ。ソロイストとしてタイリー・グレン(tb)、ヒルトン・ジェファーソン(as)、コールマン・ホーキンス(ts)がフィーチャーされるという超豪華版。全編ムーディなバラード。出会った男女がお互いに惹かれていくようすを12編の歌に乗せてティナが歌います。深夜にヘッドフォンで聴きたい白人女性ボーカルの最高峰アルバムです」。(JAZZYELLより)

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