DIE BÜCHSE DER PANDORA パンドラの箱
とりわけフランスではルイーズ=ルルは、戦後の再発見を経て過去半世紀神格化され、無声映画期の象徴的アイコンともなっている。フィルムセンター所蔵版は10分以上の欠落がある上、中間字幕は英語だが、本DVDの原版は、1997年にドイツで修復された、現時点で最もオーセンティックな版。国内市販ビデオも著しくカットされた劣悪な短縮版であり、全長版が日本で観られるのはこれが初めて。封入冊子には映画史家・小松弘と大塚真琴による詳細な解説掲載。特典の『ルイーズ・ブルックス:ルルを探して』は、貴重な映像を豊富に含む、数奇な人生を送ったブルックスの評伝映画で、映画史的にも興味深い秀作。日本未公開。ナレーターはシャーリー・マクレーン。
2006.2.25発売
- 監督:ゲオルク・ヴィルヘルム・パープスト
- 主演:ルイーズ・ブルックス、フリッツ・コルトナー、フランツ(フランシス・)レデラー
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映写室
上の動画は特典映像の「ルイーズ・ブルックス ルルを捜して」の冒頭約3分間です。
このドキュメンタリーは見応えたっぷりです。
豊富なスチール写真や初期作品の貴重な抜粋、さらにはブルックス本人や友人たちへのインタビュー映像をオーソドックスにまとめています。「パンドラの箱」以外のブルックス作品をぜひ見たい気にさせてくれます。
2006年05月08日 13:04
Anonymous
ルイーズ・ブルックス生誕百年は2006年11月14日でしたが、北米Criterionから2006年11月28日に出た『パンドラの箱』DVD(2枚組)は、音楽が4種選べます。無声時代風オーケストラ・スコアのジリアン・アンダーソン、ヴァイマル時代のキャバレー風のドミトリー・ペンチェフ版、現代風オーケストラ・スコアのペーア・ラーベン版、ピアノ即興のステファン・オリヴァ版。
ペーア・ラーベンのサイト
http://www.peerraben.de/
ステファン・オリヴァのサイト
http://www.stephanoliva.com/
音声解説はトーマス・エルセッサーとメアリ・アン・ドーン。特典映像は『ルルを探して』に加え、リチャード・リーコックとスーザン・スタインバーグ・ウォールによるブルックス・インタヴュー『Lulu in Berlin』(71。48分)、リーコックと監督の息子ミヒャエル・パープストのインタヴュー。98頁の冊子。
http://www.dvdbeaver.com/film2/DVDreviews26/pandoras_box.htm
http://www.dvdtalk.com/dvdsavant/s2176pand.html
2007年5月21日、英国Eurekaから、パープスト監督、ブルックス主演のもう一本の名画『淪落の女の日記』(29)修復版のDVDが出ました。中間字幕はドイツ語(北米Kino盤は英語)、英語subtitle付き。音楽はハビエル・ペレス・デ・アスペイティアのピアノ演奏。40頁の冊子付き。本編107分。
http://www.dvdbeaver.com/film2/DVDReviews31/diary_of_a_lost_girl.htm
2007年08月02日 19:26